幕末志士伝
今の日本の土台を創った志士たち


薩摩藩(出身藩士)
薩摩藩士西郷隆盛(さいごうたかもり)
(1827年〜1877年)
1827年 薩摩藩内で生まれる。
1844年 郡方書役助として出仕する。
1858年 大島竜郷へ流される。
1861年 大島竜郷から召還される。
1862年 2度目の遠島、沖永良部島・和泊にて入牢する。
1864年 召還される。一代小番・小納戸頭取に昇格し上京。藩の京都代表になる。
1866年 坂本龍馬の仲介で薩長盟約を結ぶ。
1867年 大政奉還される。
1868年 西郷と勝により無血開城される。
1873年 征韓論で大久保らと対立し官を辞して鹿児島へ帰る。
1877年 西南戦争をおこす。城山で自刀する。
  西郷隆盛「敬天愛人」   西郷南洲顕彰館

薩摩藩主島津斉彬(しまづなりあきら)
(1809年〜1858年)
1809年 島津斉興の長男として江戸藩邸にて生まれる。
1824年 兵庫頭となる。
1832年 江戸から薩摩藩へ帰藩する。
1851年 老中阿部正弘の仲裁で、斉彬が二十八代藩主となる。
1854年 洋式帆船(いろは丸)施工。
1855年 蒸気船(雲行丸)施工。
1858年 病死する。
  

薩摩藩主島津久光(しまづひさみつ)
(1817年〜1887年)
1817年 誕生し重富家養子になる
1858年 斉彬死去、忠義が藩主になる
1861年 重富家を出て宗家に復す
1862年 久光が兵を率いて上京
1863年 薩英戦争勃発
1864年 禁門の変
1874年 右大臣に就任するが翌年辞職し帰郷
1887年 死去
  

薩摩藩家老小松帯刀(こまつたてわき)
(1835年〜1870年)
1835年 肝付家に生まれる
小松家を継ぐ
1862年 家老職就任
1870年 死去
  

薩摩藩士大久保利通(おおくぼとしみち)
(1830年〜1878年)
1830年 生まれる
1862年 流罪の西郷隆盛を奄美大島から召還
1863年 藩の最高役、お側役に就任
三権分立を掲げた政体書を発令
江戸を東京と改名し都を京から東京へ移した
版籍奉還から廃藩置県まで実現
1871年 海外視察
1878年 内務省へ登庁途中暗殺される
  

薩摩藩士西郷従道(さいごうつぐみち)
(1843年〜1902年)
1843年 西郷隆盛の三弟として誕生
1874年 陸軍大尉を務め台湾出兵を指揮
1877年 西南戦争で肉親と戦う
1902年 死亡する
  

薩摩藩士黒田清隆(くろだきよたか)
(1840年〜1900年)
1840年 鹿児島城下に生まれる
1863年 薩英戦争下、砲術を学ぶ
1864年 禁門の変に従軍する
1869年 五稜郭を攻落
1875年 開拓長官受命
1877年 西南戦争に参戦
1888年 主相になるも条約改正に失敗、辞職する
1900年 死去